北の発明屋の独り言

 

何の話で笑♂♂…?

小生は日曜日に放映される「田舎に泊まろう」が大好きであります…。

この番組は家族の中にも嫌う者が居ますが…小生は大好きであります…。
何故大好きかと云えば…そこには、昭和の時代では当たり前だった…「困った時は相身互い」と言う日本古来の人情が描かれるからであります…。 

逆に大嫌いな番組が「大食い」を競うという、どうしようもないアホ番組です…キッパリ!…アレって何か意味があるンで笑か?♂♂ …さすがに小生の家族の中にも好きな者はいないので一安心であります…もし居たら小生の家庭は崩壊しています…笑…

大体何の芸でも無く、人をハッピーにする要素も無い…ただ単に食べ物を粗末にして、自分の身体の病的な部分を競っているだけの愚劣な内容であり…小生は見ているだけで吐き気をもようします……取り上げる放送局の品格が疑われます…。

マア〜、ギャル曽根はチョッコッと可愛くて、美味しそうに食べるので許されるとしても(笑)…ただ胃袋に詰め込む量で勝敗を決めることに何か意味があるので笑か?♂♂…。 出演する方も、食い溜めができる訳でも無いのに(笑)…単に胃下垂の凄さを競っているような……常識を疑う笑?♂♂…。 ゲ〜ップ!…

昨今のTV局は視聴率至上主義で、ヤラセは横行するし…良識の欠片も無く「マスゴミ」と揶揄されるくらい酷い状況であります……

もっともこれは、商業主義に踊らされる国民の側の責任でもあります…間近に迫るクリスマスをはじめ、バレンタインデーなんて菓子業界の謀略で笑♂♂…本命だ、義理チョコだって少ない給料の中から出費を強いられ…片や、貰ったチョコレートの数に大の大人が一喜一憂して見っとも無い!……

もっと大人になりなさい!ッテノ……ついでだから言っちゃうけど、プロ野球の優勝祝賀会のビール掛け!…アレも何とか成りませんかネ…アレだけの本数のビールとシャンペンがあれば小生の晩酌の何年分にもなるゾ〜♂♂…。

いや、そういう問題ではなくて…別にアメリカのハンカクサイ悪しき真似をしなくても良いで笑に……

マ〜、食べ物ではないし…無くては死ぬようなものでも無いし…趣味の嗜好品みたいなものだから使い道は自由ではありますが…それにしても勿体無いで笑♂♂…。
オマケに選手は洗濯代は掛かるわ…ホテルは後始末で大変だし…スポンサーのビール会社だけが文字通り…「濡れ手に泡」で潤うのネ……

「勿体無い」のワンガリ・マータイおばさんが見たら気絶する笑♂♂…。

ここはひとつ、プールサイドで紳士的に祝杯を挙げて…興が乗ったら互いにプールに突き落としあうというのはどうで笑か??…で、浮いた分は恵まれない独居老人や路上生活者の諸君に分け与えることで皆がハッピーになれる笑♂♂…。

プロ野球界を牛耳るナベツネさん…生きている内にこれくらいの良い事をしなさい!ッテカ!


…ア〜ア…ナンカ訳の分からない話になったけど… …オシマイ…
    06:27 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

映画のお話し?

今日は、話題の映画…「2012」を観て来ました……高度な天文学や数学の知識を持っていたマヤ文明の暦が…2012年12月21日を以って後の記述が無く、この日が太陽を中心に惑星直列になることから…世界終末の予言という設定で物語りは始まります…。

映画ではこの惑星直列に伴って太陽の活動が活発になり…強い放射線によって地球の地殻が変動して地球崩壊が始まると定義づけしております…。

監督は、過去に「インデペンデンス・デイ」や「デイ・アフタートゥモロー」を監督したローランド・エメリッヒでありますが…本人は、もうこれ以上のディザスターは作れないと宣言した作品だそうですが……確かに凄いです♂♂ …。

遠い未来や空想モノなら知らない世界ですから、製作者側のセンスで観客を納得させるイメージの映像が作れるかも知れませんが…この映画は現実に目の前の世界を、今まで誰も見たことが無い地球崩壊?の姿を描くのですから大変だった笑♂♂ …。

今までも、地球消滅の危機を描いた映画は多々あり…ビルが崩れたり大津波が来たりというシーンはありましたが、スケールが違います……地殻変動で大都市が丸ごとズルズルと海底に没していくシーンは圧巻です…何しろチベットの高峰の山々が大津波に飲まれてしまうンですから凄い笑♂♂ …。

まぁ〜、ストーリーそのものは目新しく無く、現代の「箱舟」による救出劇も過去に何度もありましたし…更には、主人公は宝くじが一生当たり続けるような幸運に恵まれる展開はしょうが無い(笑)としても……圧倒されるCG画面を観るだけでも文句無く面白いです♂♂ …。

思い起こせば、小生は昔、漫画家志望と共にもう一つ成りたかったのが、映画のトリック撮影(死語?)に使われるミニチュア模型(建物など)の製作者でありました……日本が誇る?「ゴジラ」で有名な特撮監督・円谷英二の名に憧れたものであります…。

でも、そちらの道に進んでいたら当の昔に失業していた笑♂♂……

CGの技術は何処まで進化するか分かりませんが、現実的な場面描写に関してはこの「2012」が限界でしょう……これからの映画界はこのCGを駆使した派手なものやファンタジーものか、人間の内面を描いたシブイ映画とに二極化されますが……
日本ではこんな大作(金が掛かる)は作れないで笑ネ……

やはり、「柔侠伝」シリーズを映画化すべきで笑♂♂……
思えば、淀川長治さんも水野晴郎さんも、良い時期に逝ったのネ……森繁久弥さんも水之江滝子さんも逝っちゃったし……昭和の時代は終わりました…。 …合掌…


で、話は戻って…とにかくこの映画は、スケールの大きさからもCGの技術革新の面からも一見の価値があります…。 …キッパリ!… 
小生はシルバー割引で千円ですが、現役諸君は正規の金額を払ってでも観るべきであります! …ッテカ!

で、…オシマイ…
    10:30 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

ア〜…柔侠伝番外編…?

前回に「柔侠伝・完結」と書きましたが…実は、馬賊の頭領の勘九郎が待ち伏せの一行による一斉射撃の場面から、何の前触れもなく唐突に場面は変わります……「勘九郎死す」のショックに配慮した作者の優しさで笑か?…

大八車を引いていた早稲田の学生と、車を運転していた矢崎正介が接触事故を起します…謝罪する矢崎正介に対して、正介が早稲田の教授とは知らない学生はベランメー口調で畳み掛けます…学生の持つ雰囲気やオッチョコチョイなところに懐かしい勘九郎の影を見た正介は、勘九郎の肩身のボロ稽古着を学生に与え…大八車に学生を乗せて自ら引きだします…。

途中行き交う、先輩達が矢崎正介に挨拶するのを見て早大の教授と悟った学生は…モジ・モジ…モジ……ン〜、なんとも乗り心地の悪い学生でありました……笑…


で、柔侠伝シリーズ3巻を文章にするのがこんなに大変だとは思わなかった笑♂♂ …。
最も、バロン吉本氏が数十ヶ月(数年?)掛けて描いたものを…短時間で数枚の紙に纏めるなんて……どだい無謀な試みだったので笑…ネ

それにしても改めて判ったのは、バロン吉本氏はやはり天才だということであります…。
得てして実力の無い漫画家は登場人物の表現力が乏しくて、皆同じような顔に見えるものですが…氏の描くキャラクターはそれぞれに個性があって生き生きと描かれております…恐らくは何百人でも描けるで笑♂♂ …。

これは凄い事で天才といわれる所以であります…取りも直さず人間の本質や物事の本質を見極める目が優れており、人間観察が冷静にできている証であります…故にこのようなタイプはこういう顔で雰囲気はこうだろうと想像が付くのであります……
加えて人生の酸いも甘いも噛み分けた人情家で喜怒哀楽や情感の機微を感じ取れる素晴らしいエンターテインメントであります…。

時代考証も優れていますが、その土地々の風俗や方言・流行り歌を取り入れる手法は見事であり、時折登場する著名人の似顔絵がまたソックリであり笑いを誘います…。

日本漫画界において、手塚治虫や白戸三平など新しいスタイルを確立した巨匠と呼ばれる人もいるが…こと・人間の情を描かせたらバロン吉本の右に出る者はいないで笑♂♂ …。更に凄いのは劇画調や浮世絵調、杉浦茂の「レレレのおじさん」のようなポンチ絵?まで混在しても違和感の無い画風はこれはモウ…やはり…天才と言うしかありません…。 …キッパリ!… 

で小生が何故、漫画を活字にするような暴挙に出た(笑)か、というと…政痴家?を始め拝金主義がはびこる今の潤いの無い社会や、草食系男子とか訳のわからない時代に…明治・大正・昭和・平成と続く…「大河ロマンガ」を通して、貧しくても心豊かな人情溢れる社会と、逞しい男の物語を紹介したいと言う思いからであります…。

もうひとつは、天才漫画家のバロン吉本氏に勲章を授与させる事と…小生のボケ防止のためと文章の表現力を高めるためであります…笑…

でこの、「大河ロマンガ」を映画化したら大ヒット間違いない笑♂♂ …。
東映ヤクザ映画+松竹喜劇+日活青春映画+黒澤明風人間描写…等、全てを含む一大叙事詩の大作であります……角川春樹さん…お願いします♂♂ …。 ッテカ!

では最後に、第1巻で勘九郎が長屋に転がり込んだ際の、歓迎会での猥歌をイッパツ……

♪♪〜あねコ何してツラ赤くしてら…村の若い衆に手コのべられた…手コでさいわいアレだばどすば?〜……
♪♪〜オラえの姉ちゃんめったにないでと…縁側さ昼ねスた、春風そよそよ腰巻ァひらひら…中がら黒ネコァ舌出した〜……
♪♪〜豆で赤いのは小豆まめ…豆で長いのはうずら豆…豆で高いのは芸者豆…豆で安いのはカカの豆〜……サノヨイヨイ

ン〜、…オソマツ…
    10:35 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

ア〜…柔侠伝掘帖

第3巻は大正3年に勘九郎が「東京特別集治監」を出所したところから始まります……

降りしきる雨の中、誰一人迎える者もいない…孤独な裏悲しい出獄であります…。 勘九郎の足は自然と矢崎正介宅へ赴きますが、今や人気作家となった正介は大邸宅に越して幸せな家庭を築いております…勘九郎はたちまち現実に引き戻されて自分の無様な格好に気付きます……そのまま近くに下宿している千鶴のもとを訪れようとした時、千鶴に好意を寄せる陸軍大尉が訪ねるのを見て……時の流れをまざまざと感じる勘九郎でありました…。

今は一家を構えた新橋の欣二の組を訪れますが、悪気は無いが体良くあしらわれ…その足で親交のあった深川の醍醐寺親分を訪ねますが、1ヶ月前に他界しておりました…お参りをして帰りしな、今は跡目を継いだ仏の源さんから金子を包まれて…純な勘九郎の心に傷がつきます……

降りしきる雨の中、万竜姐さんの長屋を訪ねますが引っ越しておりません…長屋の住人もそれぞれ家庭を持ったりして昔とは違い、勘九郎も顔を出すのが憚られます……傷心の末に入ったカフェで駒子と運命の出逢いをします…帰りしなに「破れ傘でも無いよりマシ」と強引に貸してくれた駒子の優しさに涙する勘九郎でありました…。

雨の中、加治木の友人で革命家の宮崎滔天に呼び止められ、怪しい男が後をつけていると忠告されますが…勘九郎が手にかけた一本松親分の妾の子で、母親が親分の後を追って自殺したのを根に持っての襲撃であります…

以前の長屋の住人が床屋をしており、客にチャールズブロンソンが登場したのには笑えました…作者も小生と同じくファンだったようであります…笑…

監獄での空白の時間差に適応できずに勘九郎は荒れます…酔いに任せては講道館に出向き荒稽古で心の虚しさを埋める毎日です……時は大正3年11月、青島攻略に従軍した日本兵が続々と帰国するなか傷痍軍人とのやり取りを通して当時の世情を描き、人情を描ききっております…。

講道館の天覧試合を控えて、日中は土木作業員(土方)に精を出す勘九郎の元へ…思いを寄せる千鶴が訪れて出所以来待っていた事を告げると…今や境遇の違いを気にする勘九郎は中国大陸へ渡る事を告げます…すがる千鶴を振り切り千鶴は泣き崩れます…。…ア〜ア…

天覧試合に出場する矢崎正介と取り巻きが、駒子の勤めるカフェにいるところに偶然に勘九郎が顔を出します…同席を勧める正介に対して「お前がコチラで飲め」と悪態をつく勘九郎であります……千鶴とのいきさつを聞き千鶴の心情を知る正介は、勘九郎の心にも無い言葉に無言で顔にビールをぶちまけます…すぐに冷静を取り戻し「スマン」と謝る紳士であります…。

土方に精を出す勘九郎の元には、これまた想いを寄せる駒子が毎日手作り弁当を届けて場を盛り上げます……天覧試合に向けてのトーナメントに勝ち残った勘九郎を含む、8人の記念写真のカメラマンが三船敏郎で監督が黒澤明と言うのには笑えますよ〜♪♪〜…

で、出来上がった写真にはナント、駒子がチャッカリ写っている笑♂♂ …。

明けて大正4年、柔道日本一を決める天覧試合が行われますが、出場する8選手の日常の性格描写があります…質実剛健型、豪放磊落型、子煩悩型、猪突猛進型、頭脳型等々でありますが…我らが勘九郎は…相変わらず飯場住まいで土方に精を出しております…笑…
天覧試合当日にも寝ほうけており、駒子や迎えに来た講道館の西郷四郎・革命化の宮崎滔天・監獄仲間の加治木等、錚々たるメンバーに起こされる始末であります…ア〜ア…

矢崎正介は準決勝で破れ、続く決勝戦は勘九郎が必殺の鬼巻き込みで一本勝ちしますが、相手の朝比奈は意識不明のまま病院に運ばれて精神障害の後遺症が残ります…勘九郎の心にも傷が残ります……
で、この天覧試合の模様を長屋の住人が神田の「素っ飛び先生」の元へ聞きに行くくだりはこれはモウ面白くて落語の世界であります〜♪♪〜…

重度の精神障害を負った朝比奈の郷里・八戸に見舞った勘九郎に、朝比奈の妹婿が敵意をむき出しにします…帰途、妹婿が襲い掛かるなか朝比奈が北海道にいる許婚の元へ出かけた事を知らされ、行きがかり上勘九郎も北海道の根室市を目指して車中の人となります…。

北海道の吹雪のなか、馬上の勘九郎は1件の小屋に辿り着きますが…そこには牧場主の坊やを身代金目当てで誘拐した3人組がいます……その頃、雪中で倒れた朝比奈はその牧場に助けられます…身代金との取引現場では牧場主の片腕で、牧場を牛耳る…事務局長の景山の策略で誘拐犯の3人は射殺されてしまいます…その牧場への帰途、勘九郎は同乗して牧場へと向かいます…。

取りあえず牧場の仕事を手伝う勘九郎と朝比奈ですが、百姓を軽蔑する景山とはウマが合いません(牧場なのに〜)…そこへ待遇改善を要求する小作人の代表が牧場主との面会を求めますが景山は一蹴し、リーダーを射殺してしまいます……それを見た勘九郎は小作人に決起を促します…
勘九郎の活躍で一揆は成功して牧場を牛耳っていた景山も倒され…勘九郎と朝比奈は馬上の人となり走り去ります……何処行ったンで笑♂♂ …。

根室に向かったようで、勘九郎は元気に漁師の手伝いをしております…笑 例によって飯場生活ですがそこに突然駒子が現れます…まさに「掃き溜めに鶴」でありますが、そのまま飯炊きとして住み着きます…。 人殺しの前科がある通称「天才」の肺病病みの青年を中心に描かれますが…ここでもバロン吉本のヒューマンタッチが冴え渡ります…。

千鶴が勘九郎への想いを断ち切り、自分に想いを寄せる陸軍少佐との婚礼の庭先に、恋しい勘九郎の影をチラと認めた千鶴は思わず三々九度の杯を落とし…心は千々に乱れるのでありました…ア〜ア… 婚礼後、帰宅した矢崎正介邸へ革命家の宮崎滔天が訪れ、勘九郎が満蒙へ旅立ったことを告げ…勘九郎の汗が染み込んだボロ稽古着を手渡します…。

一方、船上で感慨に耽る勘九郎の横に…ナント!チャイナ服に身を駒子が現れます……ホンット、神出鬼没であります♂♂笑…。

2年後、矢崎正介邸へ一人の従軍記者が訪れます…手渡された写真には満州の地で馬賊の頭領として活躍する勘九郎が写っています…正介は勘九郎の天命の全うを祈るのでありましたが……渡満して17・8年…のどかな天気に何時になく感傷的な勘九郎を「今日は大将に息子が生まれる日だ」と、はやす手下に「まだ息子か娘か判らんぞ」と応じた勘九郎ですが……

待ち伏せていた敵の銃がいっせいに火を噴きます……ここに稀代の風雲児!無頼の熱血漢!…柳勘九郎は息子の誕生を待たずに、敢え無く最期を遂げるのであります…。 …トホホ… 
…これにて柔侠伝は「完結」であります… …合掌…

ン〜、またもや……疲れました…。  で、…オシマイ…
    09:38 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top

ア〜…柔侠伝供帖

時は明治40年…早稲田大学1年生の矢崎正介は、かつて青雲の志に燃え…内務次官・高峰男爵の書生として男爵邸に寝起きし、将来は帝大に進み政治家への道を歩まんとしていた頃をほろ苦く思い出し…男爵令嬢で相思相愛の真理子のことを想うのでありました…。

で、小生も一度は行ってみたかった(笑)女郎屋のエピソードが語られ…女郎屋に入れあげる学生が多い中、新橋の欣二の縄張りで早大前に女郎屋を建てる計画が持ち上がります…成り行き上勘九郎と欣二が「丁半バクチ」で決着をつけますが…所詮プロには勝てません…キッパリ!… で、勝った欣二は勘九郎の顔を立て建設を見送りますが…勘九郎は憮然としております…笑…

日米大学親善野球大会の米国選手が無銭飲食で暴れるなか、醍醐寺一家貸元の仏の源さんが苦戦しているのを勘九郎が助けてヤンヤの喝采を浴び…醍醐寺親分に更に気に入られます…。 野球試合のピンチヒッターとして借り出された矢崎正介が友人を介して石川啄木を紹介されるのはご愛嬌であります…啄木の友情出演で笑か?…。

打倒・柔道のため講道館に入門して励む勘九郎に、ワケありの「女山嵐」と呼ばれる女性門下生が絡みます…5年前に起きた強盗殺人事件の家族の無念を晴らすために柔道で鍛え、犯人を追い詰めますが…意外な真犯人のどんでん返しがあり、幕を閉じます…。

早稲田大学の某教授と大蔵省との癒着問題で紛争のリーダー役の矢崎正介を、依頼を受けた新橋の欣二の親分である一本松が付け狙います…。 一本松に雇われた殺し屋によって良識派は次々と暗殺され、対立組織の善良なヤクザ?醍醐寺一家のシマに触手を伸ばす親分に欣二は異議を唱えて諫めますが…親分の非道さはとどまる所を知りません…。

勘九郎の住む長屋の権利が一本松の手に渡り、欣二が手下を連れて乗り込んできますが…親分の一本松が殺し屋に、矢崎正介に危害を加えて妹の千鶴を拉致するよう命じた事を知った欣二は…親分に背いて勘九郎に忠告します……
一本松宅に駆け付けて千鶴を危機一髪で救った勘九郎は、ここでもまた欣二に救われます…激怒した親分は子分衆に欣二を切れと命令しますが、人望が厚い貸元の欣二に刃を向ける舎弟はおりません……まさに東映映画の任侠モノで笑♂♂ …。

一本松の魔手から千鶴を助けるために親分を殺害した勘九郎は監獄に収監の身となります……で、割り当てられた番号が七五三だって…笑…

その監獄内の出来事も秀逸で、微に入り細をうがつ描写は作者が本当に体験したのでは…と、思えるくらい見事であります…笑…
各雑居房の総元締めが曲者ぞろいで皆ひと角の人物でありますが…特に後半、勘九郎に多大な影響を及ぼす第2雑居房の総元締めである加治木は看守からも一目置かれ…ポーカーフェースで自分の抜いた鼻毛で飛んでいるハエを突き刺す物凄さであります…笑…

無実の罪で獄舎内に長期入院している囚人のノッポが、死ぬ前に母親に会うために脱獄する計画を聞いた加治木と勘九郎は…各雑居房の対抗アトラクションで騒動を画策しますが、勘九郎の出し物は何かにつけていがみ合う、第1雑居房の元締めの太郎兵衛・次郎兵衛兄弟を駒回しにもじってカラカイ…見事大騒動を起こすことに成功します……
この着想は凄いです…キッパリ!…

これに乗じてノッポが脱獄に成功したやと思われた瞬間…待ち受けていた囚人上がりの作業指導補助の熊殺しによって殺害されます…ア〜ア…
熊殺しに脅された囚人の一人が密告した結果でした…その後も同じ囚人でありながら熊殺しのイジメは続き更に犠牲者が出ます……目に余る熊殺しの横暴に一泡食わせるべく、各雑居房の元締めが大同団結し勘九郎の発案で凧揚げ大会を企画しますが…勿論許可が下りる訳は無い笑♂♂ …。

かくて各自材料の調達に余念がありません…ある者は自分の一物に糸を巻き付けて持ち出し、ある者は作業指導補助の竹刀を盗み竹箒に見せかけて骨組みの竹ひごを調達し、紙を盗んで雨どいに隠したり、墨ツボを盗んで監視の少ない風呂場でセッセと凧作りに励みます…。

ヨーイどんで一斉に凧を揚げて看守と作業指導補助の鼻を明かします……いきり立つ看守や作業指導補助の前にズラリと勢ぞろいした各雑居房の元締めの前では、手も足も出ません…。
これを観た太っ腹な刑務所長は不問に付しますが、この粋な計らいが…救いであります…。

その頃シャバでは、…矢崎正介邸にコソ泥に入った浮浪児で本命のヒロイン・駒子が矢崎に受けた親切を恩義に感じて矢崎から離れず、男に間違われたくらい汚い駒子が矢崎の厚意で大変身します…矢崎正介の婚約者と悶着を起こしたり、コケティッシュな笑いを振りまきます……結婚した矢崎夫妻と妹の千鶴が刑務所の勘九郎に面会をし、千鶴は運命のいたずらに涙して別れを告げるのでありました…。

第2巻最終章は獄中正月で幕を開けます…年頭の式後、全収容者に対してモチ1個とミカン1個が支給され…年に1度の銀シャリが与えられます……獄中でそれぞれが娑婆での正月の回想に耽ります……
加治木は正月に餅つきをしながら、愛妻に自分は中国に亡命して革命に参加すると告げたのに…未だ獄中の自分が無念であります…。
ヤクザの太郎次郎一家の太郎兵衛と次郎兵衛は…正月の振る舞い酒で酔いつぶれた子分衆を見届けた後で、二人で対立組織に殴り込みをかけて収監された事を思い出しております…。

我が勘九郎の少年時代の正月は、異常とも言える父の柔道に対する執念で柔術を鍛え込まれ…日課の酒を買いにやらされるのを見かねた酒屋のオバチャンが、御代を取らず逆にお年玉をくれます…道すがら同年代の少年の遊びを羨ましく見つつ、帰ると父に遅いとなじられ更に握られた小銭の出所を問い詰めて…人から金を貰って乞食の子か!♂♂と逆鱗に触れ投げ飛ばされた弾みで羽目板に激突し…その時にできた左目の傷の事をほろ苦く思い出しております…。

囚人に対して寛大であった刑務所長は…元旦を以って免職となる日に独断で吉本興業から楽団を呼び寄せます…囚人たちは大喜びでありますが、食って掛かる保安課長に対して刑務所長は…「職権が切れるのは後30分後だ!」と一括します……

講堂で割れんばかりの時ならぬ元日慰問音楽会の幕が開いたのは…所長の出立とほぼ同時刻で…講堂からの賑やかな歓声を聞きながら老刑務所長は万感の思いを胸に涙を流しながら門を後にするのであります…。 ン〜、いいナ〜… 第2巻の「完」です…。

イヤ〜…イイけど「大河ロマンガ」って最高に疲れるのネ… …笑…
で、…オシマイ…
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